ドローインは腹筋を引き締めるのに最適!効果や正しいやり方とは

ドローインは腹筋を引き締めるのに最適!効果や正しいやり方とは

「ぽっこりお腹をなんとかしたい!でも運動が苦手で…」という人に最適なのが、「ドローイン」と呼ばれる体幹トレーニングです。

今回は、ドローインで得られる効果や正しいやり方、注意点などを解説します。

目次

ドローインとは?

そもそもドローインとは、お腹を膨らませたりへこませたりする、体幹トレーニングのこと。筋トレのようなキツさもなく、誰でも簡単に取り組めます。

体幹トレーニングとは、内臓周りにある「腹横筋」「内腹斜筋」を鍛えることを指します。これらの筋肉はインナーマッスルとも呼ばれ、一般的な腹筋運動では鍛えられない部分です。このインナーマッスルが衰えていると、内臓を支える力が弱まるため、お腹がぽっこりと出てしまいます。

しかし、ドローインは「呼吸」を使って、体の奥まで働きかけるため、インナーマッスルを鍛えることができます。ですから、ぽっこりお腹を解消するには、ドローインがおすすめです。

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ドローインで得られる効果

誰でも簡単に取り組めるドローインですが、習慣化して行っていくことで、お腹を引き締める以外にも、さまざまな効果が得られるといわれています。

ドローインは腹筋を引き締めるのに最適!効果や正しいやり方とは|ドローインで得られる効果

<姿勢の改善>

ドローインを継続して行っていくことで、姿勢を改善する効果があるといわれています。
なぜなら、姿勢が悪くなる原因のひとつに、腹筋の衰えが関係しているからです。

腹筋不足になると猫背になりやすく、背筋を伸ばしにくくなります。ドローインで腹筋を鍛えることで、背筋が真っ直ぐ伸びたきれいな姿勢を目指せるでしょう。

<ボディラインが整う>

ドローインを習慣化していくことで、ボディラインが整うといわれています。ドローインは体の表面ではなく、内側を鍛えるため、体を内側から支える力が強くなります。それによって、関節を正しい位置に安定させてくれるため、ボディラインが整うのです。

体全体が引き締まっているように見え、理想の体に近づけるでしょう。

<腰痛を予防する>

ドローインには腰痛を予防する効果があるといわれています。なぜなら、腰痛の原因のひとつに、腹筋不足があるからです。

ドローインなら座った状態や立ったままでも行えるので、腰に負担をかけずに腹筋を鍛えることができますよ。

<深い呼吸ができるようになり、リラックスできる>

ドローインを習慣化して行うことで、深い呼吸ができるようになり、リラックス効果が得られるといわれています。

現代人は、ストレスや緊張にさらされることも多く、呼吸が浅くなりやすい傾向にあります。呼吸が浅いと慢性疲労や集中力の低下などを引き起こしてしまうため、意識的に深い呼吸をするのが大切です。

深い呼吸をすることで、自律神経バランスが整い、メンタルも安定していくでしょう。

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ドローインの正しいやり方

ここでは、ドローインの正しいやり方を紹介します!初めての人は、コツをつかむまでは仰向けで行うのがおすすめです。慣れてきたら、座った状態や立った状態でも行うことが可能です。

ドローインは腹筋を引き締めるのに最適!効果や正しいやり方とは|ドローインの正しいやり方

<初心者向け:仰向けで行う方法>

【手順】
1、仰向けに寝て、ひざを立てます。

2、ゆっくりと息を吐きながら、お腹をへこませていきます。

3、息を出し切り、お腹がへこみきった状態で、そのまま5秒〜10秒キープ。息は止めずに、浅い呼吸をしていきます。

4、息を深く吸ってお腹を膨らませます。

2〜4を5セットほど、くり返し行います。

【ポイント】
お腹の左右に手を当て、お腹の動きを感じながら行っていきましょう。コツがつかめたら、椅子に座った状態でも試してみてください。椅子に座って行う場合も、2〜4を同様に行います。

<立った状態で行う方法>

慣れてくると、通勤電車の中など立ったままドローインを行うことができます。立った状態で行う方法は以下の通りです。

【手順】
1、足は肩幅ほどで自然に開き、胸を張って背筋を伸ばします。

2、姿勢を保ったまま、ゆっくりと息を吐き、お腹をへこませます。

3、お腹がへこんだ状態で、10秒〜30秒キープ。息は止めずに、浅い呼吸をしていきます。

【ポイント】
胸を張って背筋を伸ばした姿勢の良い状態で行うのがポイントです。自分のできる範囲で、数回くり返し行いましょう。

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ドローインを行う時の注意点

最後にドローインを行う時の注意点をお伝えします。ドローインの効果を得るためにも以下のことに気を付けましょう。

ドローインは腹筋を引き締めるのに最適!効果や正しいやり方とは|ドローインを行う時の注意点

<呼吸は止めない>

ドローインを行う際には、呼吸を止めないように注意しましょう。呼吸が止まってしまうと、筋肉が緊張してしまい、ドローインの効果も薄れてしまいます。

ただお腹をへこませるだけではなく、あくまでも呼吸法を取り入れたトレーニングであることを意識しながら、呼吸は止めずに行っていきましょう。

<食後にはやらないようにする>

ドローインは食後にはやらないようにしましょう。なぜなら、満腹の状態ではお腹をへこませたり膨らませたりしにくく、運動効果が得られないからです。また、食後すぐのトレーニングは消化不良になる可能性もあるため、やらないようにしましょう。

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ドローインは腹筋を引き締めるのに最適!効果や正しいやり方とは|<食後にはやらないようにする>

ドローインで腹筋を引き締め、美しいボディラインを手に入れよう!

ドローインのやり方さえ覚えてしまえば、仕事や家事の合間、電車での移動中にも腹筋を鍛えることができます。ジムに通う必要もなく、時間とお金を掛けずに体幹トレーニングができるのは、大きなメリットといえるでしょう。

ぜひ、生活にドローインを取り入れて、お腹をスッキリと引き締め、美しいボディラインを手に入れましょう!

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