北イタリアの郷土料理「カルピオーネ」は、日本の南蛮漬けの元になったともいわれています。本来は保存食として作られるものですが、今回はフレッシュな旬のアジを使って揚げたてを楽しみましょう。キリっと冷やした白ワインにもピッタリな一品。さぁ作っていきましょう!
(所要時間15分)
アジ…刺身用 約100g(中くらいの大きさ2尾分)
セモリナ粉(なければ薄力粉でも可)…40g
バルサミコ酢…大さじ3
砂糖…大さじ1/2
玉ねぎ…中玉1/4個 約40g
人参…中くらいの大きさのもの1/3本 約40g
セロリ…40g
レモンの皮…無農薬のもの 適量
塩、胡椒…適量
eatime ひとかけで美味しさ深まるオリーブオイル…適量
揚げ油…適量
★塩はすべて eatime 素材の味が引き立つ さらさら感のある平釜炊きの焼き塩 を使用しております
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次の手順に従ってください
玉ねぎは薄くスライス、人参、セロリは千切りにします。アジに軽く塩、胡椒を振っておきます。セモリナ粉をバットに用意します。
◎なぜセモリナ粉(デュラム・セモリナ)なの?
セモリナ粉とは、デュラム種の小麦を粗挽き(セモリナ)にした小麦粉のこと。普通の小麦粉が白いのに対し、セモリナ粉は黄色いのが特徴で、パスタによく使われます。さらさらと軽いので、フリット(揚げ物)に使うとベチャっとならず、実は揚げ物ビギナーさんにもピッタリな小麦粉です。香りも豊かなので、ストックしておくといいですよ!
鍋にバルサミコ酢と砂糖を入れて火にかけます。沸騰して砂糖が溶けたら①の野菜を入れ、弱火にして5分ほど、野菜がしんなりするまで火を通します。揚げ油を準備しておきます。
アジにセモリナ粉をまぶし、170℃でカラッと1分ほど揚げます。
お皿に③を盛り付け、②で煮詰めた野菜を添えます。(今回は揚げたてを楽しむバージョンです。作り置きにする際は保存容器に南蛮漬けのように漬けて下さい。)
仕上げにレモンの皮をむいて白い部分を取り、千切りにしたものを添えます。オリーブオイルをひと回し掛けて完成です。作り置きにする場合も、皮とオリーブオイルは必ず入れてくださいね!
初夏に向けておかずにもおつまみにもなる真アジのカルピオーネ。しっかり漬けたものは冷蔵庫で1週間ほど保存できるので、たくさん作ってストックしておくのもおすすめです。是非お試しください!